91.向日葵


うらやましいと 思っていたんだ ずっと

太陽の方をまっすぐに向いて咲くあの花を …

まっすぐ歩くのは難しい まっすぐ歩くのは難しい

そんなふうに思うのは 僕だけなのかな

ずっと 追いかけてるものは ひとつ

たったひとつ

そのはずなのに 僕はずいぶん迷い道をしている

あれもこれも大切で 捨て切れなくて

あっちへふらふら こっちへふらふら

笑っちゃうぐらい 遠回りして

もとの道へ戻ってくる

辛そうなことは なるべく遠回りしようとして

からまわって どつぼにはまって

何なんだろうね いったい 何がしたいんだろう

お日さまに向かって咲くひまわりのなかで

ひとつだけ そっぽを向いてるやつがいたら

きっと それが僕 天の邪鬼な僕

後ろ向きでも ちょっとは前に進んでいけたら

それもイイかなって思う

どんなふうに進んでも どんなふうに咲いても

僕は僕 ひまわりはひまわり

君のようにはならないよ ってつぶやいて

僕は僕の道を行こう

抜けるような青空 道の両側に咲いたひまわり

道はどこまでもまっすぐ続く

だってほら 目の前に立てば道はいつでもまっすぐに見える

一歩踏み出して歩く

ひまわりはみんな僕の方へ顔をむけて

励ましているのか 笑っているのか


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